社会のことをどれだけ知っていますか。
あなたの日常は、誰に支えられていますか。
あなたは、誰の日常の支えになっていますか。
こうした疑問の答探しには、非日常体験に一歩足を運んでみてはいかがでしょうか。
2012年7月、初めての有給休暇で、南三陸を訪れました。
1年経っても不十分な環境で、メディアの情報などで頭に描かれる被災地の紋切型の社会構造は、多様な人間がひしめき合う、終わらない人間ドラマに鞍替えしていきました。
壁の向こう側を、此方と呼ぶのか、彼方と呼ぶのでしょうか。
相手の事情を自分事として捉えられたときに初めて、心と心の対話ができます。
あの人にも、社会にも、見ていないふりの傍観者を、
演者に変えることで、10年前の悲劇も、問題ばかりの現在も、先行き不安な将来も、
変えていくことができると信じております。
2022年3月11日
Circular In-finity
創設者 佐藤慎一